この記事では、離婚を決めた後に整理する項目を、表にまとめています。読み終えた後は、夫婦で話し合う前に、条件案を作り始められます。
目次
離婚を決めたら、何を整理しますか
この表を埋めると、話し合う前に何を確認し、何を決めるのかが見えてきます。
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 離婚時期 | いつ離婚するか。別居期間をどうするか |
| 子どもの生活 | 誰と暮らすか。学校や生活環境をどうするか |
| 住まい | 今の家に残るか、出るか、売却するか |
| 住宅ローン | 残債、所有名義、ローン名義、離婚後の支払いをどうするか |
| 収入 | 離婚後に毎月いくら入るか |
| 生活費 | 住居費、食費、保険料、教育関係費などを払えるか |
| 婚姻費用 | 離婚までの生活費をどうするか |
| 養育費 | 月額、支払日、支払期間をどうするか |
| 進学・教育の特別費用 | 私立学校や大学等の入学金・授業料などをどう負担するか |
| 財産分与 | 預貯金、不動産、保険、証券、車、退職金などをどう分けるか |
| 慰謝料 | 夫・不倫相手への請求をどう整理するか |
| 年金分割 | 年金分割をするか、必要な手続きを確認する |
| 親子交流 | 頻度、日時、連絡方法、受渡しなどをどうするか |
| 書面化 | 決まった条件を離婚協議書や公正証書にどう残すか |
お金の条件は、どう整理しますか
- 財産分与でいくら受け取るのか。
- 養育費が毎月いくら入るのか。
- 家に残るなら、毎月の住宅費はいくらか。
- 自分の収入はいくらあるのか。
- 離婚後の固定費はいくらになるのか。
目の前でもらう金額だけでなく、毎月入るお金や住居費まで含めて見ると、選ぶ条件が変わることがあります。
離婚条件は、離婚後の生活までつなげて見ます。
夫の不倫がある場合は、離婚条件とどう分けますか
不倫相手への対応では、次の点を決めます。
不倫相手に慰謝料を請求するのか。今後の接触をどうするのか。
不倫相手への怒りが強いと、そちらに意識が集まりやすくなります。
ただ、離婚後の生活を大きく左右するのは、夫との離婚条件です。
相手も目的も違うので、分けて整理します。
話し合う前に、条件案をどう作りますか
夫がいくら払うと言うのか。家をどうしたいと言うのか。
相手の回答を待ってから、条件を決めるのではありません。
- 自分はどうしたいのか。
- 毎月いくら必要なのか。
- 家をどうするのか。
- 何を譲れて、何は残したいのか。
先に条件を並べます。
その後で、夫の回答と比べます。
比べると、次のことが分かります。
- 一致している条件。
- 一致していない条件。
- まだ確認が必要な条件。
離婚すると決めた後は、「離婚するか」を考える段階ではありません。
「どんな条件で離婚するか」を決める段階です。
次にやること
この記事のあとは、次の順で進めます。
- 公正証書を作る前に整理することを読み、夫婦で決める内容を整理する。
- 離婚の財産分与|家や貯金の分け方と条項の記載例を読み、財産分与を確認する。
- 養育費の相場と計算方法を読み、養育費を確認する。
ここまでの内容で、ご自身で進められそうでしたら、このまま次の手順に進んでください。作成が難しい場合や、作った書類に不安が残る場合は、書類の作成・チェックを承ります。主な条件は合意していて、一部のすり合わせが必要な場合は、1か月サポートから始めます。
