パートナーの不倫に気づいた瞬間、激しいショックと怒りに襲われます。この瞬間の行動が、その後の慰謝料請求や離婚条件を左右します。感情のまま動くと、あなた自身が法的責任を問われることもあります。ここでは、感情で動く前に確認すべきことを整理します。
目次
自分の感情を落ち着かせる
不倫発覚直後は、感情が激しく揺れ動く時期です。この時期に大きな決断を下すのは避けてください。まずは衝動的な言動を抑え、「今すぐ離婚」という結論もいったん保留しましょう。準備なしに別居すると、経済的に困窮することがあります。
証拠の有無と質を確認する
慰謝料請求では、肉体関係を裏付ける証拠が重要になります。仲良く食事をしていた程度では、不十分な場合があります。
有力な証拠の例
- ラブホテルへの入退室写真
- 肉体関係を推認できるLINEのやり取り
- 宿泊を伴う旅行の領収書など
証拠を確保する前に相手を問い詰めるのは避けてください。相手が警戒し、スマートフォンのデータを消したり、口裏を合わせたりする可能性があります。
自分が加害者にならないための確認
復讐心からの行動は、あなた自身を加害者の立場に変えることがあります。
避けるべき行動
- 不倫の事実をSNSへ投稿する
- 相手の職場へ知らせる
- 相手のスマートフォンへ無断でアプリを入れる
- 別居先の住居へ無断で立ち入る
違法な方法で証拠を集めると、自分が法的責任を負う可能性があります。また、相手から示談書や念書を提示されても、その場で署名しないでください。内容を十分に確認しないまま署名すると、不利な条件で合意してしまうことがあります。
自分の本当の目的を確認する
証拠を集めながら、最終的な着地点を考えてください。
- 関係を修復したい
- 離婚したい
- 慰謝料だけを請求したい
目的によって、集める証拠や今後の進め方は変わります。
時効と相談先の確認
不貞慰謝料の請求権は、不倫の事実と相手を知った時から3年で時効になります。一人で抱え込むと精神的にも追い詰められます。証拠の集め方や法的な進め方に迷ったら、早めに専門家へ相談してください。
不倫発覚直後は、感情よりも冷静な準備が、その後の話し合いや法的手続を大きく左右します。
