この記事では、離婚届を出す前に決めておく項目を、夫婦だけの場合と子どもがいる場合に分けて説明します。読み終えた後は、自分たちが話し合う項目の一覧を作れます。
離婚届を出す前に、何を決めますか
離婚は、夫婦関係を終わらせる手続ではありません。これからの生活をどのように築いていくのかを決める手続です。そのため、離婚届を提出する前に整理しておくべきことが数多くあります。
夫婦だけの場合でも、財産分与、慰謝料、年金分割、住まい、住宅ローンなどを確認する必要があります。子どもがいる場合は、さらに親権、監護、養育費、親子交流、進学や医療に関する考え方なども話し合う必要があります。
どれか一つだけを決めればよいわけではありません。例えば、住宅ローンが残っている自宅をどうするのかは、財産分与や住まいの問題とも関係します。
養育費は、親子交流や子どもの生活設計とも関係します。それぞれがつながっているため、一つずつ整理しながら全体を考えることが重要です。
合意を急ぐと、どうなりますか
離婚を急ぐあまり、十分な確認をしないまま合意すると、後から「決めておけばよかった」と気づくことがあります。一度成立した離婚を元に戻すことは簡単ではありません。
離婚で大切なことは何ですか
離婚で大切なのは、相手より有利になることではありません。生活、お金、子ども、住まいを整理し、納得できる条件を法律文書として残すことです。それが、離婚後の生活を安心して始めるための土台になります。
次にやること
この記事のあとは、次の順で進めます。
公正証書を作る前に整理することを読み、決める項目を整理する。
協議離婚書の書き方を読み、離婚協議書の書き方を確認する。
ここまでの内容で、ご自身で進められそうでしたら、このまま次の手順に進んでください。作成が難しい場合や、作った書類に不安が残る場合は、書類の作成・チェックを承ります。主な条件は合意していて、一部のすり合わせが必要な場合は、1か月サポートから始めます。
